2017年01月
新年明けましておめでとうございます。
今年からホームページがリニューアルすることになりました。これからも、さらに地域と密着し、医療・介護・福祉などに関する最新の情報を提供し、当院の活動など伝えていきます。
さて、昨年のノーベル文学賞は下馬評一位だった、村上春樹氏の受賞を待ち望んでいましたが、意外にもボブ・ディラン氏でした。歌手としての受賞は初めてだそうです。日本人としては残念でしたが、心より祝福します。
最大のヒットソングは「ライク・ア・ローリング・ストーン」(英:Like A Rolling Stone)でした。かつて上流階級に属していた女性をテーマにした曲です。
ところで、新潮文庫「NHK気になることば:NHKアナウンス室編」によれば、価値観が変わると解釈が変わる、ことわざの例として、「転がる石には苔(こけ)が生(は)えぬ」を挙げています。元々はイギリスのことわざで、英語では「A rolling stone gathers no moss」となり、「度々転職や転居を繰り返す者は何も身につかない(だから転がるな)」が本来の解釈です。ところがアメリカでは、「活発に活動するものは、常に新鮮さを保てる(だから転がれ)」と解釈されるようです。自分としては、好奇心を持って前進したいと常日頃思っていますので、ボブ・ディラン氏がどのような意図で作詞したか想像もつきませんが、背中を押して貰った気がしています。
寒いこの時期は花が少ないですが、当院北病棟には凌霄花(ノウゼンカズラ)と水仙が隣り合わせで咲いていました。(写真①)目出度(めでた)い紅白の彩(いろど)りです。凌霄花は夏の季語ですが、耐寒性を高めた園芸種のようです。丹精込めて世話している、環境美化委員の方々に感謝いたします。
今後とも「いつも美しい花が咲き、素晴らしい環境で入院生活を送る」という方針を堅持(けんじ)します。
写真① 凌霄花(ノウゼンカズラ)
今年も「いつも心のこもった挨拶と、溢(あふ)れる笑顔で」をモットーにして、地域に貢献して、人々に信頼される、明るい職場を目指します。 よろしくお願いします。
平成29年 元旦 竹之山 利夫